- 2005年3月 4日 02:24
- 季節
大型掲示板でもスレッドは乱立。「あびる優」祭りも冷めやらぬうちに、流れるように「多英」祭り状態。平和な日本を突如として襲った痛ましいニュース。いったい僕たちはこの事から何を学べばよいのだろう。あるいは本当に未然に防ぐ手だてはなかったのだろうか。。。
いや、僕らはその予兆を感じ取っていたはず。どこかで多英のSOSを聞き漏らしてしまったのだ。耳をすませば、それはきっと聞こえていたはずなのに。
今回の事件、真の原因は上村愛子にあるのだと僕は確信している。多英と愛子、常に比較されてきた2人。同年代。少ない競技人口の中でのライバル。お互いに切磋琢磨してきた。実績は多英の方がある。
でも、上村愛子の方が可愛い、という理由で、ただそれだけで巻き起こる愛子フィーバー。皇室に愛子様というプリンセスが誕生したことも、追い風だった。そして多英は、「実」はあるのに「名」が得られない不幸を背負うことになってしまったのだ。
はたして、僕たちは、ちゃんと多英のことを評価してあげていただろうか。愛子の方が可愛いと騒いではいなかったか。
多英にとってそれは何よりもつらかったはずだ。スキーで一番になることが幸せだと信じて育ってきた少女が、スキーで一番になったのに、自分より実力が劣っているライバル(可愛い)がチヤホヤされているのだ。私の方が高く飛べるのに。私の方がきれいなエアーをきめるのに。
そりゃあ、荒れますよ。うん、俺が多英なら間違いなく荒れる。
里谷多英は、同年代に上村愛子というライバルをもったが故に、自身の人生をおとしめてしまったのだ、という説を唱えることは、はたして暴論だろうか。
それは誰にもわからない。真実は多英にしかわからないのだし、もしかしたら彼女自身がはたして認識していたかどうかさえあやしい。
僕たちにいまできることは、冒頭にも述べたように、このような惨劇をもう2度と繰り返さないことだけなのだ。
そう。
里谷多英とまったく同じ境遇に置かれている少女が、今の日本にはたった一人だけいる。
それが、金原ひとみだ。
僕は、スーパーアイドル綿谷りさたん(本名山田梨沙)という圧倒的な比較対象をもって世にでてしまった彼女に、これとまったく同じ不幸が忍び寄っている気がしてならないのだ。よくみれば顔もちょっと多英に似てる。
だからみんな、彼女がそんなひどいことにならないように、気をつけてニュースとかチェックしとこうぜ。そしてもし万が一このような事件が繰り返されるのであれば、それはこの資本主義社会が生んだ功罪の罪の部分なのかもしれません。
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