料理に合う音楽は

料理熱、冷めぬうちに、梅じゃこチャーハン、スパゲッティアマトリチアーナ、鶏ねぎ蕎麦などをノーレシピでつくってみた。炭水化物系の一品ごはんは学生時代の名残りで、思ったよりうまく出来た。

で、肝心の栗原レシピからは、ミックスピクルスにチャレンジ。

僕は気の利いたバーなどで出される、その店の自作ピクルスが好きなので、そんなんを作ってみたいと、常日頃思っていたのです。


内容物は、

カリフラワー
キュウリ
ニンジン
セロリ
エシャロット(小玉タマネギが売ってなかったので)

これらを、栗原先生特製の漬け汁に漬けるのです。
色とりどりの野菜を様々な形に切るのは楽しい。

まあ、そんな単純な料理、いや、ある種クリエイティブな作業をしていたんですが、その時に雰囲気だしてこうと思っていろんな音楽を聴きながら作っていたんです。

そして、その時、僕は初めて気付きました。

ミックスピクルスを作るのに最も適した曲はThe Beatlesの「Love you to」です。そう、ジョンでもポールでもなく、ジョージハリスンの音楽こそが、この気分にばっちりはまるという事実を、僕が日本で初めて発見したということを、みなさんぜひ覚えて帰っていただきたいです。

ジョージのサイケデリックなシタールの調べと部屋に徐々に充満していくワインビネガーの鋭利な薫り。この組み合わせはヤバいです。もうなんか、ミックスピクルスと言うよりは、ミックルピクルスという感じ。いや意味分からんが、そんな前のめり感だ。

思えば4人の中で、誰よりも新しもの好きで、ミーハーだったジョージ。そんな「とりあえずやっちまえ」的な精神と、今も僕の料理に対するスタンスが、40年の時を越えてシンクロしてしまったのかもしれない、と、思わずにはいられなかった。

ちなみにもうひとつの料理バイブル、柳沢きみお先生の教えにも従い、料理中は白ワインと新鮮野菜のつまみ食いで、酩酊しながら、楽しく作りました。

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Comments [3]

No.1

今度、kajkenの家でホームパーティ開いてくれよ。

No.2

粋な音楽に白ワイン。。。キッチンドランカー第一章ですな。
前の記事にコメントさせていただいたバーミックルとミルサーの違いは「ふわふわ」を作れることと、量の多いものを一気に作れちゃうこと。百聞は一見にしかず、買ってみるさー♪tessyさんと一緒にホームパーティにご招待いただける日を楽しみにしてます☆

No.3

>tessyさん、kayさん

ホームパーティ!
おしゃれな響きですねー!
作れるレシピが増えたら招待してみるさー♪

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