たったひとりの兄貴の結婚。

雨ばかり降ってて天気が迷惑な感じです。

僕はいっとき、「雨の日だからといって手当たり次第にブルーになるのはやめよう!」という崇高な決意を掲げ、いかにして「雨の日もまんざら悪くないよね」をつくるかに命賭けてた時期もあったんですが、いかんせんやっぱり雨って物理的にマイナスなことが多いよね。

大体傘ってのはなんでこんなに進化しないんだろうっていつも思う。ロボットとかロケットとか作ってる暇があったら、もっと使いやすい雨具を発明してほしい。と世の中の発明家たちに言いたい。

まあ、そんな雨ばかり続く日々ですが、
最近のことを少し書きます。

10月8日に兄貴が結婚しました。


そう、ということは、念願の「姉」ができたのです!

実は僕は3兄弟の次男なので、このままいって弟も結婚したあかつきには、兄弟姉妹すべてコンプリートできる家族で唯一の人間なのです。いやー、我ながらうらやましいな俺。


そんなことはどうでもいいけど、兄弟の結婚式があって思ったのは、長男の結婚を通じて、家族の結束が固まったなぁということです。

もうちょっというと、「家族」という言葉のあらわす枠組み/境界域がすごくくっきりしたような気がします。これまで何となく各人に与えられていた家族内ポジションをあらためて定義しなおした感じ、というか。あらたまって家族に対しての自分の役割(あるいは「俺にできること」ぐらいな感じ)を親や兄弟とちゃんと明示する機会って、今までありそうでなかったなぁということに気付いて、これはなかなか新鮮でした。

あと結婚式で、兄貴の幼稚園時代〜SFCに至るまでの友人一同に再会し、みんなよく俺のこと可愛がってくれたな〜、という事実をあらためて思い出しました。

兄貴はまったくといっていいほど、かっこつけたり見栄を張ったりすることのない人で、気遣いがうまく、人をもてなすことが好きな人なので、周りに集まっていた人たちも「弟くん」を自然に仲間に入れてくれるような、そんな気さくな感じの人たちだったのです。

特に湘南に2人で一緒に住んでいた大学1〜2年の頃には、兄貴は家に友達を招いて手料理を振る舞っていました。兄貴のつくった料理を肴にしての酒宴には、よく同席させてもらっていて、あれは僕自身にとっても忘れ難い思い出になってます。

ま、そんなこんなで、兄貴の結婚式で、僕はとても幸せな気分になった。

これはとても大事なことだなーと思いました。結婚式はそこにいる人たちを幸せな気分にできる。というか、やはりそういう結婚をすべきなのだ。結婚するなら「駆け落ちありき」で考えていた自分を反省する良い機会になりました。

このブログたぶん読んでないと思うけど、ゆうくん、本当におめでとう。
2人にはずっと幸せでいつづけて欲しいと心から思った。

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