近寄れば パルファム香る 父の亡骸

しつこいくらい同じ雑誌の話ばっかりしてすまん、またen-taxiネタ。
今回の「角川句会手帖」、ゲストが菊地成孔だった。

菊地さんは、やっぱり日本語の感覚が抜群に良い。

『スペインの宇宙食』以降、一時は狂ったように著作を買いまくっていて、
最近鎮静化していたんだけど、今回彼の俳句を読んで、あらためて感心したよ。

ま、あえてここで俳句はとりあげないけどさ、
気になったら買ってよ、en-taxi。

ちなみに俺が一番気に入った句がタイトルのヤツです。


で、パルファムと言えば、パフュームのはなし。
(本題)

俺は最近めっきり巣鴨に住んでいて、
巣鴨にはメガストアなんてなくて、
スバルって名前からして谷村某を彷彿とさせるCDショップしかなくて、
それはJPOP専門みたいなよくある街のCD屋で、
そこに夜な夜な顔出してるわけなんですが、
ある瞬間、店内に流れていた曲にざわっとしたものを感じた。


Now Playingには「Perfume」って書いてあって。


その時はしらねぇなっつって忘れて家に帰ったんだけど、
家についてからもどっかアタマに残っていて、
まさにその夜ネットサーフィンしてたら、
友人のブログに彼女たちの名前を発見し、その偶然に驚いたのだった。

それは塾高時代の友人シンタのブログで、
シンタもまた、ラジオから流れる歌声に衝撃を受けて、急性中毒状態。

|パーフェクトスター・パーフェクトスタイル  Perfume|

これは、、、一見アキバ風、ていうか実際アキバ発っぽい、、、
にしても極端にデフォルメされたアキバ感があまりにハイクオリティで、
ちょっとしたドグマになってる、、よね?


まず思ったのは、岩澤瞳時代のSPANKHAPPYを彷彿とさせるなぁってこと。

クールでフラットな歌声とエロクトロっぽい音、
そしてあからさまな口パクはまさしく全盛期のスパンクスっぽい。

スパンクハッピーは、僕は大好きなユニットだったけど、
いかんせんメジャーとは無縁だった。

でもこのPerfumeはスパンクスの反省を活かしつつ、
とにもかくにも着火点を神田の隣の駅に絞ったわけだ。

にしてもPerfumeって
俺はまったく知らなかったんだけど、どの程度流行ってるんだろう・・・?
いまTVのヒットチャートってまだあるのかしら。
あるとしたら、どの程度上位で、誰が買っているのか、すごく知りたい。
この感覚はもはやつんく♂を、イシンバエワなみにやすやすと超えたよね。
凄まじいと思う、ホントに。

PVを繰り返し見れば見るほど、僕たちとPerfumeの距離はぐんぐん離れて行って、
ものすごい現実感の喪失がある。

で、ここはいったいどこなんだ?

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Comments [2]

No.1

コメントありがとう。音の地図上で、Kajken氏とかなり近いところにいたのは発見です。これから、ここで言及されている楽曲を聞いてみようかと。遠くまで旅する恋人たちに、あふれる幸せを祈るよ!

No.2

>SYNTAXさん
俺はちょっと気づいていたけど(笑)
とても素敵な長い手紙、、、は書かないけど、ブログチェックしててください。

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