日本経済新聞を連日賑わせているサブプライムローン問題に関する僕の公式見解

近況というか、生活のことを少し。


僕は日本経済新聞を読んでいる。

このウェブ社会において、
NIKKEIネットを見ることは、たとえ西海岸に居ようとも極めて容易い
ということではなくて、
紙ベースの日経新聞国際版を自宅に送ってもらっている。

こっちにきてからウェブで申し込んだら、
すぐ3日後ぐらいからポストに届くようになった。

日々、日本経済の動向に目を走らせる若き経営者の卵。
彼は西海岸留学中の身でも一時も無駄にしない。
「俺と、モーニングコーヒーと、日経SHIMBUN??」
ってことじゃなくて、単に日経が好きなのだ。
従姉妹の彼氏が日経に勤めてるという理由で。

そんなわけで、
学校に持って行って午前中の休憩時間に中庭で新聞を読んでいたりする。

米「へい、なにやってんの?」

俺「いやあ、新聞を読んでおりまして」

米「OH!新聞読んでるんだ。何か面白いニュースはあるかい?」

俺「色々なことが起きてるけど、最近は日本でもサブプライム問題が一面だよ」

米「マジかよ!サノバビッチ!それより、この文字、超クールなんですけど」

俺「ああ、これ"KANJI"」

なんて会話も日常茶飯事である。


んで、僕が好きなのは、大竹伸朗氏の『プロムナード』という連載。
前にも書いたけど、芸術家の文章ってホント面白い。大竹さんは特に。
あと日曜版にある偉人の晩年についての小さなコラム『彼らの第4コーナー』
今はちょうど批評家江藤淳氏が取り上げられていて、
福田和也氏デビューに際して、
江藤さんが文壇に押し上げた時のエピソードなどを大変興味深く読んでいる。

2つとも日経紙面上において、
抜きん出て日本経済と直接関係ないコーナーで、そこが気に入っている。

前職で名古屋県豊田市に行った際に、
車道を見渡せばトヨタのクルマ、地名も豊田なら歩いてる人もトヨタ自動車社員、
という環境のなかで、孤軍奮闘しているホンダのディーラーを見つけた時、
にも似た反逆の魂を感じてしまうのだ。


っつーか、そんなことより、唯一最大の問題はアメリカの郵便事情。
3日おきに配送するってのは、新聞の存在意義を否定してるに等しい。
日本人なめんなと言いたい。

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Comments [2]

No.1

サブプライムローンについての現地レポートはないのでしょうか。。。

No.2

>uriさん
うーん難しい質問ですね。

少なくとも傍目には、まあみんなクリスマス休暇も近いし
あいかわらず楽しくやってんなって感じです。
金融街とかの人たちのことはわからないですけど。

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