ロック暗黒大陸ニッポン特集、その後

こっちじゃM-1見れないし(弟にDVD送ってもらうけど)
なんかいまいち年末気分が盛り上がってこないのだが、
先週一杯で学校は終了。
約2週間のクリスマス休暇が始まりました。

で、僕が勝手に盛り上がってる『ロック暗黒大陸ニッポン』特集ですが、
優しい諸先輩が付き合ってくれて、ランキングを発表してくれました。
Suzieさんkon-konさんありがとう!)


人のランキングを見てつくづく感じたんだけど、
世代の影響ってありまくるなー。

Snoozer誌がこの特集を組んだもくろみは、
そうした個人的体験をさっ引いた上で、
『ニッポンのロック』バトルロワイヤルみたいなことをしたかったのだと思う。

しかし、そんな雑誌の思惑はさておき、僕たちが成すべきは、
あくまでも個人的音楽歴の振り返りと、
その記憶が今の音楽視聴態度に与えた影響についての考察ってわけだ!

で、僕の考えるアルバムランキング、
前にエントリーした『溺愛する10曲』とたぶんに重複してしまいますが、

1.犬は吠えるがキャラバンは進む(dogs) 小沢健二
2.ERA 中村一義
3.JUMP UP スーパーカー
4.METAL LUNCHBOX GREAT3
5.東京 サニーデイ・サービス
6.無罪モラトリアム 椎名林檎
7.TEAM ROCK くるり
8.Strawberry 曽我部恵一
9.29 奥田民生
10.ファンタズマ Cornelius

前にも書いたように、僕の場合、年上の友人などに教えてもらった結果、
「そのバンドを好きになった時、既に解散していた」というケースが多分にあって、
フリッパーズやユニコーンはちょうどソロになった頃だし、岡村靖幸も活動してなかったし、
ブルーハーツやBOOWYはその初期衝動には出会えなかった。

そんな乗り遅れた感がありつつも、自分たちと同時代のロックを探していたような気がします。
くるりの岸田がスーパーカー解散に寄せて、こんなことをブログで書いていて。
(以下抜粋)

“一番最初に彼らに会った時、まるでアムロとシャアが出会った時くらいドキドキしたのを覚えてる。
俺らの時代や、ちゅう感じがしてた。”

まさにそんな感じ。僕はいちリスナーとして、同じようなことを感じていた。
フェスやライブで数えきれないぐらい彼らの演奏を聞くという体験を通じて、
青春期の思い出と時代の音楽が分ち難く結びついた。

はっぴいえんどは知らなかったけど、
少なくとも僕にとっては、サニーデイ・サービスの方がリアルだった。

まだamazonがなかった当時、
僕は下校途中の池袋、新宿、渋谷のHMV、タワレコで毎日
ひたすら視聴してCDを買いまくってました。

今思うと新しい音楽に出会うことが、あんなに楽しかった日々はなかった。

と、いうわけで、この『ロック暗黒大陸ニッポン』特集、まだまだ続きます。

このブログよんで「おいおい、こいつ素人だな。なにもわかっちゃいない」てな、
「納得いかなさ」、「自分のランキングを模索したさ」がふつふつと湧いて、
「ロック、どげんとせんといかん」という思いに至ったあなた、
ぜひランキングやってみてください。年末の棚卸し的に。

ブログはないけどもの申したい、みたいなメールも頂いてますが、
そんなあなた!ブログをはじめるのは今しかないですよ!

てなわけで、また。

|「恋におちたら」 サニーデイ・サービス|

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Comments [2]

No.1

どーも。Kajkenさんのベスト10、出ましたね。確かに、世代らしさっていうの感じる(笑)。オザワさんが1位に納得です。確かにランキングから滲み出るその人の音楽パーソナリティが興味深いですな。

ついでに正月休みがてら「オレの溺愛する10曲」も考えてみようかな。M-1については、suzie師匠の熱いコメントを是非。

No.2

>kon-konさん

「俺の溺愛する10曲」もまた面白いですよ。
正月休みに温泉でも浸かりながら考えてみてください!

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