疑似イチゴ狩りチック体験ツアーについて

今週末はとても良く晴れていて、
いよいよ西海岸の面目躍如たる気候。

季節感、いつだって感じていたいよね。ってことで、
自宅から1時間程度チャリで走ったところにある、イチゴ畑に向かう。





てっきりイチゴ狩りが出来ると思っての見切り発車だが、
着いてみるとそこは、イチゴの野外販売バラックであった。
なーんだという感じ。

でも、イチゴを買い求める人たちがひっきりなしに訪れる。
何気に、知る人ぞ知る穴場か。

ところで、「イチゴ畑」、というと直感的に想起するのは、
ビートルズの名曲『Strawberry Fields Forever』かと思いきや、
あの「Strawberry Fields」の意味はイチゴ畑ではなく、
ジョンが幼少の頃に通った保育園の名前であるということは、
ビートルマニアにとっては、常識中の常識。

リバプールの「Strawberry Fields」に訪れたのが、
ちょうど10年前の2月だったとして、
本当のイチゴ畑を見るのはいつ以来だろう。

最後にイチゴ狩りをしたのは、
これおそらく小学生の頃。
家族で伊豆に行った際に狩り倒した記憶がある。

でも伊豆ってイチゴ採れたっけ?
あれは修善寺の大仁ホテルの帰りだったかな?

20080310_6.jpg


記憶の中のイチゴ狩りは、
左手に練乳、右手は収穫用だったはずだが、
アメリカでは練乳は付かない。

スイーツと見ればフルーツであれアイスクリームであれ、
甘いソースをかける習慣を持つ米国にしては、
イレギュラーなケースだ。

というか前述の通り、そもそもこれはイチゴ狩りですらないのだ。
あくまでも、イチゴ狩りチックな体験に過ぎないのだ。
だから、練乳がつかないのも当然と言えば当然のこと。

そんなことを肝に銘じつつ、ミニバスケットを1つ購入。



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20080310_8.jpg20080310_12.jpg


備え付けの水タンクでばしゃばしゃ洗って食べる。
こういう心遣いってアメリカではまずお目にかかれない。
日本ではもはや無意識に受け取っている食前のおしぼりも、アメリカでは皆無だ。


20080310_7.jpg


そんな大雑把からの大味を想定しつつもかぶりついてみると
意外にもきめ細やかなテクスチャーとジューシーな食感。
甘過ぎず、しっかりとした採れたての味。

しばし、夢中でほおばる。

20080310_9.jpg


つづいて、調子こいてビーチで食べてみた。
これにはさすがのヤッピー連中も羨望の眼差し。
贅沢な事この上ない、神をも恐れぬ越権行為である。


というわけで、イチゴ狩り成らずも、単にイチゴを外で食べたに過ぎないが、
きっといま、全ての人達に足りないのは、ほんの少しの安閑なる
気持ちなんじゃないかなぁってな具合です。


20080310_11.jpg

|2008.03.10   GRD|


TIME 00:47:16

TRP 15.2

AVG 19.2

MAX 44.5

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Comments [2]

No.1

> あれは修善寺の大仁ホテルの帰りだったかな?

伊豆の民として見てみぬ振りができませんでした。
大仁ホテルは修善寺にはありません。

それにしてもずいぶん大きなイチゴですね。

No.2

>uriさま

大変失礼致しました。
これって、東京でいえば、巣鴨を池袋あたりっつって括った、
みたいなニュアンスでしょうか。

以後このようなことの無いよう、気をつけます。

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