クスコは古代インカ帝国が最も栄えた時代に首都だった場所。
いにしえの古代都市の趣きを残した石畳の街だ。
到着した日が、偶然にも1年で一番大事な宗教的な祭りの日。
祝祭的な雰囲気が漂う広場には、町中の人々がごった返していた。
街の中心地はピューマの姿を模してつくられている。
ピューマはインカの人々にとって神を象徴する動物だったのだ。
カミソリ一枚とおらないと云われるインカ帝国の強固な石壁。
インカ帝国を滅ぼしたスペイン人たちは、
彼らが最も大切にしていた「太陽の神殿」の場所に教会をつくった。
信仰を徹底的に壊滅させることで、彼らの精神的支柱を崩したのだ。
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