今日、昼に街を歩いていて、気づいたら秋だった。
9月24日ってったら、まあ、
彼岸も過ぎて立派な秋なんだけど、
こっちは9月のあいだ中ずっと、
カリフォルニアの残光を探しているうちに、
いつのまにか季節まで見失ったみたいだった。
で、当たり前のことなんだけど、
秋の始まりってことは、
つまり夏が終わったということです。
僕は、昨晩たまたま2007年の夏のはじめに買った、
曽我部恵一の『Blue』というアルバムを聞きながら、
部屋でごろごろ本を読んでいたんだけど、
アルバムの中の『夢を見ていた午後』という曲が
異常なまでに沁みて、
あれ、なんだっけこれ?と軽く狼狽しちゃったんだけど、
つまりあれだ。
夏の終わりに相応しい曲を、
まさしくその瞬間に聞いてしまったってことだ。