いきなりところ変わってロンドンの話。
ロンドンを訪れた際には
ついつい足を運んじゃう近代美術館テート・モダンですが、
昨年の9月からおもしろいキャンペーンをやっているようです。
11月22日から25日はサンクス・ギヴィング週間で休校。
ということで、ラスヴェガスに行ってきた。
ラス・ヴェガス、、、
ネオン煌めくストリップ大通り、派手な格好をしたショウガール、
鳴り止まないクラクション、明滅するスロットマシーンのLEDライト。
人々は24時間飲み、踊り、遊び尽くす。
まさしく?The City Of Entertainmentーの名に相応しい。
博打打ちとしての俺は、
まるでその嗅覚で獲物を敏感に察知するコヨーテのように、
いつしかその戦場に立っていたのだった。
ざわ・・・
ざわ・・・ざわ・・・
今週末は、ふたたびL.Aへ。
ふたたびH&Mで買い物をし、ふたたびThe Standardに泊まり、ふたたびGetty Centerへ行った。
Getty Centerは本当に素晴らしい場所で、ぼけーっとしているだけで癒されます。
The White Stripesを聞きながら昼寝。
Santa Monicaで見つけたヨーグルト屋。
ヨーグルトアイスに3種類のフルーツをトッピングして食べる。
激ウマい。
L.Aだけで20店舗ぐらいあるらしい。
Pinkberry
1410 Abbot Kinney Blvd
Venice, CA 90291
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おまえ何ふらふらしてんの?
ていうか学校行くんじゃなかったの?
ってなメッセージをいただいて、まったく返す言葉もないんだけど、
まあ、学校始まるの10月4日だからさ、ちょっと旅くらいさせてよ。
旅の目的は、1回目なので、
「西海岸を文化的に巡る」ってことで行って来た。
そして今回は旅に集中するためにMacを持って行きませんでした。
(iPhoneは記録用に持って行きましたが)
だってMac持ってると夜とか平気でネットしちゃうから。
そんなわけでリアルタイム更新はせずに、帰って来てからの記録になりました。
時間軸に沿って更新すると、
ブログ上では逆にエントリーされちゃうんだよね。
まあそれはそれでドラマチックで、映画『メメント』ばりに
いきなり殺害現場に佇んでいるシーンから始まってたりすると
そこに至るまでの謎解きに拍車がかかったりするのでしょうが、
この退屈な旅でそんなことはおこりはしないのです。
そんなこってクロノロジカルに楽しみたい場合は
(そんな場合ってあるのか?いや、ある!)
このページをインデックスとして、ご活用ください。
そいじゃ、レッツ、ジョイナス!
西海岸サイケデリック・エクスペリメンタル・ツアーINDEX
0927買い物三昧- beverly hills(LA)
0928ラフな夜-West Hollywood(LA)
0928The Standard-DOWNTOWN(LA)
0929隔絶された理想郷-Getty Center(LA)
0929旅人のまち-Haight St(SF)
0929西海岸的中華飯店-Financial Dist.(SF)
0930地下街の人々-Columbus Ave.(SF)
1001楽園天国-Wineries(NV)
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西海岸の旅、北はナパヴァレーのワイナリー巡り。
そーれーは、ネセサリー!
わがはいーは、ワイナリー!
って、もう古いですかね。
普段日本では、ワインリストを渡されても、なんら知ったふうなことを言えない僕ですが、
「あ、ナパでは〜」っていう枕詞を持ち帰って、
みんなをイラっとさせたいという、その嫌がらせ根性で行ってきました。
で、実際行ってみたら、そんなしみったれたことを言う隙もないほど、天国的なところで。
|Opus.One|
ビートの聖地、City Lights Bookstore!
この店のためだけにこの街に来たと言っても過言ではないのだ。
僕は数日前からケルアックの『地下街の人々』を読んで、準備万端。
この本は、
放蕩ヤリチン小説家がパーティで一目惚れした魅力的な女性を
なんとかいい感じのムードにもってって(主にドラッグ等を用いて)
おとして、おとしたらなんだかこっちが切なくなったよ、みたいな。
ヘイ、そんなときは詩でも詠みなよマイフレンド。
そんなまたっりとした、いやしかしどうしようもない内容の本ですが、
とても美しい文章なので、読んでいるだけでうっとりしてしまうのです。
この本の表紙を何気なく見ていて、原題が『Subterranean』ということを初めて知りました。
「Subterranean」=「地下街の人々」、つまりビートニクの人たちのことを書いたってことらしい。
そういえば、と僕はディランの曲で『Subterranean homesick blues』というのがあったなぁと思い出す。
あの曲はビートを歌った曲なんだね。
ポエトリー・リーディングやってないかなーとふらふらしつつ、
ちゃっかりギンズバークとバロウズとケルアック、それにディランが写ったポストカードを買って、
あと本ももちろん買って、店を後にしたのでした。
アメリカに居る間にどのくらいサンフランに来れるかな。
本屋が大好きな僕は、また、すぐにでも行きたい気分です。
City Lights Bookstore
261 Columbus Avenue at Broadway,
San Francisco, CA 94133
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ウェブで通販もやってます
サンフラン(さっそく呼び捨て)での夕食は中華にしました。
ザガットサーベイ曰く『西海岸で最も美味しい中華料理』だという『南京小館』。
しかもこの店は1990年くらいからずっとザガットにレーティングされていて、
街のちょっとした名所的な店なのだ。
いや、なかなかどうしてかなりハイレベルでした。
とにかくあらゆる料理がクイックにでてくるんだけど、すべて美味しい。
こっちもそのペースに釣られてバクバク食べちゃう。
特に名物のチキンの甘辛炒めみたいなやつは白いご飯何杯でもいける。
あまりの美味しさに2晩連続で行ってしまったほど。
フロアを仕切るおじさんも気取らなくてかっこいいし、これは、本当にいい店。
評価されても奢ること無く、自分のやるべきことをやる。
人間もかくありたいものです。
House of Nanking
919 Kearny St
San Francisco, CA 94133
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アイラブ!サンフランシスコ!
やっと戻って来たという感じがする。
初めての街なのに。
この街はまさしく旅人の街だ。
港があって、昼間はガヤガヤと善良な観光客でごった返してて、夜は猥雑で、しかもハッピー。
そしてなにより街の至るところに文化の香りが。
「皮肉を言わないパリ」って感じ。
僕はこの街が、もう一発で大好きになってしまった。
「おー、これがかのコロンバス通りか」なんつって、うきうきしながら歩いたりとか、
昼はアメーバでCD漁って、夜はカフェで酒飲んだりして。
L.Aの100倍くらい都市ですよ、この街は。
|amoeba music|
サンタモニカ・ブルーヴァードからハイウェイ405に乗って北へ向かうと、
LAの喧噪からひと際離れた丘の上に、この美術館がある。
ゲッティ・センターは美術館というより、敷地そのものがひとつの特別な空間という感じで、
車を停めて、トラムに乗って静かに丘を上がって行くと、空気の質感がさっと変わるのだ。
LAのダウンタウンにある『The Standard』はかっこいいホテルだ。
名前とは裏腹、ぜんぜんスタンダードじゃないんだけど、かなりかっこいい。
外観や内装ももちろんのこと、そのあり方がただ者ではない感じ。
沢山写真を撮ったので、ご覧ください。
|24時間対応のラウンジ|
|エレベータの前に鎮座するハモンドオルガン|
|部屋 壁紙×カーテン|
The Great Escape by kajken