季節 一覧

最近暑いですね。

暑さに任せて怠惰を貪っていた為、
このサイトへのエントリーもすっかり滞っておりました。

最近はと言いますと、いよいよ学校を卒業しまして、
(あれ?お前ホントに学校行ってたの?という疑問はナシでお願いします)
完全なる夏休みに入っております。

ただでさえ、
「一年間の長期バカンス」と揶揄されているこの北米滞在ですが、
いよいよもって名実共にフリーハンドな毎日を過ごしています。

毎日、ビーチで寝転がっていたら、
いつしか素人ナンパモノのAV男優みたいに真っ黒に日焼けしてしまいました。
困ったものです。

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週末に祖父母がやってきた。

87歳の祖父は、
昨年、僕がこちらに着いてすぐに癌が見つかり、
数ヶ月間に渡り、放射線治療をしていた。

祖母は祖父に比べればはるかに元気だが、
骨折と高齢によりかなり足下があやうい。

ロスの空港で、
職員の手によって押された車椅子姿の2人を見た時、
僕は嬉しさよりも、心細いような、血がすうっと冷めるような感覚をおぼえた。

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Isn't it good,Norwegian wood

昨日また僕が白い目で見た夢は
この広い空と君との話だよ。
いつかは君と本当の空を飛べたらなぁって、それだけさ。

ひこうきぐも僕が白い手を差し出せば、
その広い空は、もう君と僕のものだよ。
いつかは君に本当のコトを言わなきゃなって思ってた。

いつもの空で今夜も君に会えたらなぁって、それだけさ。
ずっと向こうのその先にきっと自由があるのにねぇ、そのせいだよ。

自動車なら僕の白いので許してよ。
気取って乗れるような広いのにしたいけど、
憧れだけじゃ本当は何も見えないなって思うから、
あきらめだけは夢から覚めても言わないよって、それだけさ。

2008.6.14

4月中旬からゴールデンウィークにかけて、
4組8名の客人が我が家を訪れることになっている。

第一弾は、前職の同僚が3人。

酒好きの友人がカリフォルニアに来たら、
とりあえずブドウ畑に連れてって、樽に沈んでもらうしかない。

というわけで、今回はGRAPE ESCAPEの旅。

20080424_1.jpg

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毎年やっているようで、
実はぜんぜん恒例になってない気まぐれ振り返り企画ですが、
そろそろ本気でやろうと思います。
俺、今夜きめたから。

と、いうわけで、
2007年のコンテンツ・オブ・ザ・イヤー。

これは音楽、映画、文学、その他ごちゃまぜにした上で、
最も感銘を受けたコンテンツ、ということで。

その他、各メディアごとに適当に好きだったものは
別エントリーで挙げます。
というわけで、このページをインデックス的にお使いください。

「音楽」はこちら
「映画」はこちら
「文学」はこちら
「その他」はこちら

で、栄えある「コンテンツ・オブ・ザ・イヤー」はこちら

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サイト終了のお知らせ

突然ですが、
このThe Great Escapeは、
8月いっぱいで終了することになりました。


このサイト発足から、もうすぐ3年。

長く更新が滞った時期がありつつも、
まったく書かなかった月はひと月も無いという、
奇跡的な事実には我が事ながら驚かされます。

それにしてもこのDIONというファッキンなプロバイダで、
よく続いたと思います。

僕にとってのDIONは、好きな子とセックスするために、
やむをえず付けるコンドームのようなものでした。

えっ、それじゃあもうKajkenさんのブログが読めなくなっちゃうの・・・、
そんな・・・そんなのって・・・寂しすぎるよ・・・、

てな想い、

ええ、分かります。

そんなみなさんのことを、
こちらのサイトでお待ちしております。

それじゃ、
Let's get on board!

The Great Escape goes to Hollywood

20070828.jpg

かあさん、俺、アメリカにいきます。

アメリカの空は日本より高いって聞いたから・・・。

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いつの間にか7月が終わろうとしていることに驚きつつ、
今月、そういや一度も書かなかったーと反省している次第です。


結局、想いは瞬時に流れてしまうものだし、
その時すげー大事だと思ったことが、
あとになってみればひどく凡庸でつまらないことに
思えてしまうのはよくあること。
(そんなことを書いてたのはラブ&ポップだっけ?)

でも、だからこそ、その時。その瞬間に感じたことをその場で書いておくことに
意味があって、ていうかそんなこと100も承知だったんだけどさ、
しょうがねーじゃん、なぜか家のPCでネットに繋がんなかったんだから。

しかもこれまで2度ほど、
未納問題によって回線を差し押さえられた前科こそありますが、
今回のは、俺のせいじゃない。


ちゃんとお金払ってるし。

たぶん、モデムのせい。

ま、人の(物の)せいにしてもしょうがない。


つうわけで、
HOTSPOTに今更加入して、全国のマクドナルやプロントで
自由に無線LANが使えるようになった上で、今の俺がいるわけです。


前の会社を辞める時に、尊敬する先輩に、「お前は書き続けるんやで」と
一晩で29回ぐらい言われた。

世の中はちょっと目を離した隙にどんどんバカらしくなっていってて、
モンキーマジックじゃねえよとか思うけど、
本当に大事なものが実はひっそりと生まれていて、
それを小さな声で語っている人もいて、
このサイトもその一派でありたというのが、
僕のささやかな願いです。

急だよね。
新丸ビル、オープン。

こちとらミッドタウンに行きそびれて、くさくさしてたら
いきなり虚をつかれたっつーか。

新丸ビル?そんなのあったんだ、みたいな。
なにそれ、もしかしてそれで私のこと気持良くしてるつもり?みたいな。
え?もしかして今の、イったの?みたいな。

そんな目で俺を見るなよ!!

まあ、いい。

そんなことよりも事態は深刻だ。

なにしろ新丸ビル誕生である。
じゃあ、なにか。
あの丸ビルはわりかし新しいのに旧丸ビルか。

ふざけるのもたいがいにして欲しい。

これは「ウルトラマン」と「帰ってきたウルトラマン」の関係に似ている。

説明するのがめんどくさいので、Wikiを読んでほしいが、
まあ、ようは、「新」って付けたらお前らなんでもありかと。

参照:帰ってきたウルトラマン(Wikipedia)


俺はそういう便宜的、区別的名称に対して、断固反対だ!


そんな感じで終始ぷりぷりしていたのだが、
オープン初日に、つい足を運んでしまった。

そして、なぜかフライパンを買ってしまった。

なんたるていたらくか。

腹を立てていたはずなのに、
末期資本主義にNOを突きつけたその舌の根も乾かぬうちに、
いかにも新丸ビルでございって感じのデザインキッチンウェアを
つい買ってしまった意志の弱い男なのである。


それにしても、
新丸ビルはショッピングには悪くない。
入ってる店もいいし、空間も広くてフロアの構成もいい。
これはGW中にはさぞかし混み合うことだろう。

そんなわけでただでさえ影が薄かった「旧」丸ビルのことを
ますます心配せずにはいられないのである。

年始の動き

喪中で、年賀状を控えさせていただいたこともあり、
ゆったりとしたお正月をすごす。

2007年、
とりあえず『かもめ食堂』をDVDで見た。
これは、そっち系の女子がやられるのも無理ないな。
イッタラ、マリメッコ、イケア、、、。

だって、俺もフィンランドで食堂やりたくなったもん。
登場人物の今イチ巧いんだが下手なんだかよくわからない演技はともかくとして、
それぞれに対する距離感の微妙なところは、いい感じで表現されていたように思う。
おにぎり好きには垂涎ものの映画である。


あとは、年末に買ったCD、マーラーの2番『復活』や、
Echo& The Bunnymenの『ポーキュパイン』を聞く。

いずれも人に紹介されたもの。
毛色は異なるが、どちらもすごく良い。


あとつい勢いで買ってしまったのが、The Clashの7インチシングルの限定BOXセット
これ買ったのはいいんだけど、レコードプレーヤーが実家なんだよね。
これを機に、新しいオーディオセットを組むことも検討中。

本の類いでいうと、今一番面白い文章は、
間違いなくen-taxiに連載されている立川談春の『談春のセイシュン』だと思う。

実はこの連載がはじまったのは、en-taxiの09号。
そうです、あのリリー氏の『東京タワー』が連載完結した号です。
僕はちょうど2005年4月11日にわざわざ感動したと書いていますが。


この号でリリー氏の小説からバトンタッチするように、談春師匠の連載がはじまっているんですね。
実際、en-taxiは創刊以来の大きな柱であった『東京タワー』をこの号から失うことになるんだけど、
ちゃんとその後の手を打っていたということなんだな。
さすが福田和也!

この立川談春の連載。
とても文章を生業にしていなかった人とは思えない。
もちろん落語家は言葉を生業にしているわけで、
そういう意味では門外漢というわけではないのだが、
とにかく素晴らしい。


談志(イエモト)に対する一種の信仰告白という形式で、
自身が入門した頃の話や日々の稽古のことを書いているんだけど、
表現は淡々、飄々としているけど、内容はヒリヒリしていて、深く心に刺さる。

当然このサイトの読者ならen-taxiは毎号買ってて然るべきだと思うけど、
そうじゃない人は連載を今から読むのも難しいと思うので、
この本が単行本になったら、ぜひ手にとって欲しい。


* * *

ところで、昨年末あたりから、
このサイトのサイドバー(通称「すべるバー」)に新しいコーナーがひっそりと新設されていたことに、
感度良好の読者の皆さんはお気づきでしょうか?

Great Escape Merchandising Store!

「買って損したとは言わせない」
そんな厳選されたソフトやハードが目白押しです。
ぜひお試しください。

それでは、本年もThe Great Escape をどうぞよろしく。

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