たとえばフランス映画を見ているとパリの街角では、
おじさんとおじいさんの間くらいの歳の男性が
帽子なんかかぶってて、新聞を凝視しながら、
ひとりカフェで朝食を食べてるなんて光景に
よくでくわす。
クロワッサンを慣れた手つきで食べて、
コーヒーをすする仕草にはしびれるよね。


イギリスで一番おいしい料理は朝食だ、なんてジョークも、
モダンダイニングが定着したロンドンにあっては
もはや懐かしい話だけど、
やっぱりイングリッシュブレックファーストは格別だと思う。
初めて食べたときは、
「朝からマメなんて食えるか!」って思ったけど。


朝食は生活のリズムの中で大きな意味をもつ筈だし、
街に根ざした文化なのだと思う。


ちなみに写真は渋谷 東急文化村近くのVIRONの朝食。
だてに文化村を名乗ってないね。