このサイトを読んでいる聡明なる諸氏におかれましては、
名著『赤めだか
』は昨年のうちに読んでいることと思う。
きっと、あの本を読んだ人なら少なからず、
「落語ちょっとよさげやん」とか「立川流の高座を聞いてみてぇな」なんて、
ちらりとは思ったのではないだろうか。
にしてもいざ落語を聞きにいくってのは、
なかなか腰が重いものである。
そこで、『赤めだか』を入り口とした、
インドア読書家的落語のススメをしてみたい。
ツーソン、3日目。
連れとはぐれて、ひとりぼっちになり、
なんか疲れたなぁと思ってフードコートの椅子に座ってボケーッとしていたら、
妙に視線を感じる。
なぜかこちらを凝視するキュート・ガール。
突然話しかけられた。
The Great Escape by kajken