最近、音楽シーンに何が起きても、
もうあまり驚かなくなっているのですが、
このニュースは、意外なところから現れた伏兵の放った吹き矢に
致死量の毒が塗られていたという感じです。
Yahoo!トピックスに載ったことも驚きだけど、
それにしても、言葉を失いました。
本文を読むと分かるのですが、坂本さん曰く
「解散の理由は結局、「空洞です」の先にあるものを見つけられなかったということに尽きると思います」
ということ。
そういう高潔な理由でバンドが解散するというのも、彼らが活動した
90-00年代までの貴重な価値観なのではないかという気さえしてしまします。
去年の11月にふと思い立って見に行ったSTUDIO COASTが、
結局、僕が見た最後のライブになってしまいました。
また、個人的には、
前職で勤めていた会社で所属していたチームの解散と、
まったく同じ日に解散、という点にも何か時代の節目を見たようで、
感じるところがありました。
ひとまずは素晴らしい音楽を作り続けてくれたことに感謝しつつ、
しばらくは彼らの音楽に浸ろうと思います。
蛇足ながら、
ひとつの音楽に関する文章の中で、
僕自身はこの「空洞です」について書いたエントリーが
わりと気に入っているので、ヒマな人、よかったら読んでみてください。
↓
衛星軌道の孤独 *『空洞です』 ゆらゆら帝国
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