半年くらい前か。
うちのインディロック師匠から
「お前はホントダサいんだから、いいからPeter, Bjorn & Johnを聴け」と
例によって有無を言わさず聴かされたのは。
その時はなんかおかしな構図のイラストジャケットで、メランコリックな曲だなぁ
といった感想だったのだが、
数時間後には目黒のam/pm店内で流れていて、
「おいおいそこまでメジャーじゃないだろ」と、一人苦笑、つっこみ、
帰宅したことを思い出す。
時はながれ今日、YouTubeをサイトシーイングしてたら、
偶然VideoClipを発見して、
例のジャケットがアニメーションになってる、
なかなかかっこいいやつだったので、あらためて聴いてみた。
YouTube-Peter, Bjorn & John - Young Folks
この感じ、悪くない。
なんか今の季節の気温にもマッチしているよね。
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いやー、最近家の近くのゲオっていうレンタルビデオ屋が、
なにをとち狂ったか、新作旧作問わず一本10円っていう、
あり得ない値段をつけてるもんだから、
ついつい勢い余って借りてしまったよ。
『40歳の童貞男』
この映画については、みうらじゅんと伊集院光の名著、
『D.T.』(童貞をおしゃれに表現したもの)を読んだ人と、
まずはひとしきりコメントしあいたい。
「世の中の男性には、"元童貞"と"現童貞"しかいない」という至極シンプルな真理こそが、
この本が与えてくれる気づきであり、ちょっとした人生の確かさだったはず。
そして童貞と処女の性界におけるブランドプレミアムの差。
処女には天文学的な価値があるのに、童貞にはまるっきりないっていうかむしろマイナスイメージ。
そのこと(不都合な真実)に警鐘を鳴らしているのが、また本作の社会的貢献であるともいえる。
童貞を失うことで文字通り「失ったもの」。
この映画(と本)は、そんな忘れ去られた記憶への鎮魂歌といっても過言ではないのだ――。
とかなんとか前置きが長くなってしまいましたが、
この『40歳の童貞男』、いい映画です。
僕の好きな『ハイ・フィディリティ』っていう映画にもちょっと似てる。
主人公は、いい感じに童貞をこじらせた40歳男性。
ひょんなことから職場の仲間(男友達)にそのことがバレて、
みんなでがんばってコイツを男にしてやろうぜ!ひと肌脱ごうぜ!みたいな、
周りが勝手に盛り上がっちゃう、おせっかい系ハートフルコメディ。
基本的に超下品なジョーク満載で、ゲイとか差別しまくり。
面白かったのは、「○○なヤツはゲイ」っていう言い合いをするシーンで、
「COLDPLAY聞いてるやつはゲイ」っての、
なんかわかる気がする。
そんな感じで恋は進展するやらしないやら、みたいな。
ストーリーにはいささか脱線が多く、
あっと言わせるような大どんでん返しも当然のごとく無いのだが、
この映画の醸し出す永遠の男子校ノリは、僕にとってリアルな青春群像なのです。
「この心持ちが女にわかってたまるか!」
ってな感じで、ゲハゲハ笑いながら、中2になった気分でこっそり鑑賞しましょう。
金曜日はルビーを選定。
我が社の主力商品の原料ということで、ひたすら見て、たくさん買った。
ルビーって昔の印象だとすっごい濃い赤を想像していたんだけど、
ピンクと紫が混ざった赤、って感じ。
小さめのやつはなかなか可愛いなと思った。
|2007.3.16 0.5ctくらいの小粒ルビー|
宝石の選定する際はかならず、光が多く入る明るい部屋で行う。
直射ではない日光の下での光り方で、
石の特徴はとてもよくわかるのだ。(特にカラーストーンの場合)
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バンコクにいます。
日中の気温37度。
この時期のタイっつったら、アドフェスじゃねーか。
広告関係者来てんのかな。
結局代理店時代は一回も国際広告祭にいかなかったなー。
と、前職に思いを馳せつつも、
今回は様々なラッキーな事情が重なった末、某一流ホテルに泊まっている。
|2007.3.15 HOTEL "P"|
このホテルは、タイでは欧米人宿泊者比率が
極端に高いことで知られているようです。
また、市街から見るとチャオプラヤ川の対岸に位置するため、
交通手段として船を使うところがなんともオリエンタルで心憎い。
|2007.3.15 渡りに船って感じで|
今回仕入れるのはサファイアとルビー。
トップクオリティのサファイアには、
なにかもつれた糸を解きほぐすような静謐さがあって、
見ているだけで気持が落ち着くから不思議。
|2007.3.15 サファイア|
YouTube、
使いまくってるっていっても、なんだかんだいって見るばっかだったので、
ここらで一念発起して映像を投稿してみた。
filmoというサービスを利用したムービー。
このサービスはユーザーが勝手に広告主の依頼を受けて、CFを作成しちゃうっていう、
今、はやりのこういうの、2.0っていうらしいですよ、奥さん。
えー、今回のクライアントはドミノピザです。
自分の撮った映像が当たり前のように公開できて、
あらためてテクノロジーの進化が、
自分の日常や非日常に及ぼす影響を実感。