THE GREAT ESCAPE
ヘイルシャムの庭から池尻大橋の指先へ ――映画「わたしを離さないで」の感想
今年は会社が積極的に海外事業を拡張しているせいもあって、
出張の機会がやたらと多いのですが、
その恩恵を受けて国際線で映画ばかり観ています。
小さなスクリーンで観る映画は、物足りないっちゃないんだけど、
それでもまとまった時間が持てて、最新作を観れるということは、
この前のめりがちな生活の中で、悪くない息抜きになります。
と、いうわけで、
今回は映画化のニュースを聞いた時から心待ちにしていた、
カズオ・イシグロ著、現代文学の最高峰にしてマスターピース、
「わたしを離さないで」を観ました。
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映画 「ソーシャル・ネットワーク」に何を見るか?
- 2011年1月17日 23:52
- 映画
先日、香港行きのNH911便でちょうど話題の映画「ソーシャル・ネットワーク」を
観ることができたので感想を書いてみる。
ものすごく感動したとか、特に大好きな映画、というわけではないけど、
心に引っかかるものがあったから。
と、いうのも、僕がこの映画を観たあと、余韻に浸りながら
機内にあった「GOETHE(ゲーテ)」という雑誌をペラペラめくっていたら、
ちょっと看過できない、この映画についての解説が載っていたからだ。
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映画『ノルウェイの森』の感想
- 2010年12月12日 12:05
- 映画
僕は原作付きの映画を観ることが大好きなので、
今回の「ノルウェイの森」映画化という話を聞いたときには、
楽しみで楽しみで仕方なかった。
考えてみれば物心ついてから初めての村上春樹長編小説の映画化である。
ツイッター上で徐々に明かされる「ハルキとトラン監督の邂逅」や、
緑役に抜擢された水原希子の「情熱大陸」、
その他さまざまなメディアで精力的に露出される情報によって完全に、
「ねえ、ワタナベくん、いま固くなってる?」
「コカコーラの瓶ぐらい固くなってるよ」状態。
先週の名古屋出張でつい抑えきれなくなり、
文庫版の上下を(家に帰ればあると知りつつ)買い
車中で通読してしまう暴君ぶりで、
これはもう公開初日に行くしかないな、ということで、
小学校来の友人と、男3人連れ立って、土曜日の新宿バルト9に繰り出した。
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6日間のサマー
- 2010年8月 9日 22:36
- 季節
明日から夏休みです。
前職時代は実にノリで9月や3月に
気ままなバカンスをとっていたので、
今の仕事に移ってからこの「ドお盆休み」に休暇をとることが、
非効率的/非経済的に思えていたのですが、それにも慣れてくると、
皆が夏休みの時期に夏休みをとるというのも、悪くない気がしてきます。
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小沢健二 ひふみよツアー in 渋谷NHKホール
- 2010年6月20日 00:55
- 音楽
6/9に小沢健二のライブに行ってきた。
まさか彼のライブを見れる日が来ると思っていなかったので、
当日までなんだかふわふわした気持だった。
公園通りを歩いてNHKホールに入ってからも、浮き足立っていた。
物販の列に並んでいる、若いのか、
あるいは時が止まったままなのか分からない女の子たちを横目に
コンサートホールの椅子に座った。
会場には控えめな音で、意味ありげなBGMが流れていた。
一階席、前から3列目のど真ん中。
こんなに良い席でライブを見るのも生まれてはじめてだった。
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振り返れば女流
- 2010年4月27日 22:10
- 本
時折、「ちょっと、やだ...誰かアタシのこと尾行してる?」って
夜道を振り返るようなタイミングで読みたくなるのが女流作家で、
普段まったく読まないくせに読むと、「おお、この感じ」と思って
毎度それなりに得るものがあります。
最近読んでいるのは、絲山秋子です。
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ゆらゆら帝国、解散。
- 2010年3月31日 23:29
- 音楽
最近、音楽シーンに何が起きても、
もうあまり驚かなくなっているのですが、
このニュースは、意外なところから現れた伏兵の放った吹き矢に
致死量の毒が塗られていたという感じです。
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春はあけぼの
- 2010年3月21日 21:19
- 季節
いやー、花粉ひでぇ。
朝、戦場で流血した夢かなんかで目さめると、
生暖かい血だと思ったのが鼻に詰まった水っていう。
ごほっごほって吐血した感じでね、
誰に見せるともなくティッシュに包む的な、
それぐらいの勢いで止まりません。
なんかティッシュがベッドサイドに常備っていうのもね、
全然エロじゃないっていうか。
かといって当然エコでもないっていう。
誰かの暴力的な一撃でもって、
この曖昧模糊とした感覚を取り除いて欲しい、
そんな夢みたいなことつぶやいてしまう最近の私です。
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Rolling Stone と NME で想うゼロ年代
- 2009年12月17日 23:23
- 音楽
いつの間にかもうじきディケイドが終わりますね。
前の節目はミレニアムだったから、なんか心構えがあったけど、
今回のはいつの間にか10年経ってた感じ。
2000年には大学生活を謳歌してて、
恋愛だのサークルだのしてたのが、マジで嘘のように遠い。
そしてこの10年、僕がフラフラしたりグーグーしたりしている間にも、
新しい音楽は常に世界中で生まれていた訳で。
熱狂したり、深く染み込んだりした曲があった反面、
完全にスルーしていた曲もあって、
映画『ハイ・フィディリティ』に倣うまでもなく、
僕らはそれらを俯瞰して並べたり、順番を決めたりしなくちゃいけないんです。
で、海外における2大音楽誌といえば、Rolling stoneとNMEだけど、
どちらも最新号で、00年代の名盤、名曲100といった類いを発表してくれていて、
これはランキングを考える上でのベースとしては最適。
【ニコニコ動画】Rolling Stone誌が選ぶ「2000年代名曲ベスト50」メドレー
【ニコニコ動画】NMEが選ぶ「2000年代名盤ベスト50」メドレー
2誌のスタンスの違いが、POPソングの抑え方に現れている気がする。
で、はっきりと分かったのは、
やはり自分はNME 派だということです。
そしておそらく、かろうじてこの10年までだろうな。
上位の音楽を聴くと、まだちょっと切ない。
ニコニコ動画、ありがとう。(UP主も)
年末に聴きたい音楽を沢山発見しました。
ちゃんとCDショップで買います。
そして自分なりのランキングを、きっと探して見せます。
その前にベッコウ縁の眼鏡で手当たり次第に試聴するけどね。
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