約三十の嘘をつくための条件

新春映画一発目として、渋谷のシネクイントで「約三十の嘘」を見た。

詐欺師6人のシチュエーションドラマということで期待していたのだけど、、、けっこう微妙な映画でした。ユージュアルサスペクツみたいな2転3転する内容のサスペンスなのだが、その手法で行くのなら最終的にあと2転は必要だろう、という感じ。オチへ向かうカタルシスを期待させていくやり方は、その期待感の受け皿のバランスがすべてだと思う。期待感を高めれば高めるほど、このオチじゃいかんでしょ、ということになる。
そんな「ここで終わりかよ!」という寸止め感が非常に残念な感じでした。
唯一よかったのはクレイジーケンバンドのBGM。ま、映画音楽の重要性をあらためて再認識ということで、よしっちゃよしかな。

今年はできるだけ映画館で映画を見ることを目標として掲げたい。ひとりでも積極的に見に行く。もちろん、誰かと一緒に見るほうが、鑑賞後にあれこれ意見が言えて楽しいんだけどね。

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