ダビンチ・コードなんて大っ嫌い!なんちゃって

世間では『ダビンチ・コード』(映画)を見たという人々がボチボチ現れてきました。

正直、その話を聞くと複雑だ。

と、いうのは、僕は『ダビンチ・コード』(小説)をまだ読んでないのだ。

それがなぜ複雑なのかというと・・・



1.原作のある映画を見るのが好きだ
2.特に先に原作を読んでから、原作との差異や描き方を検証しながら、映画を見るのが大好き
3.ダビンチ・コードは原作先行の映画として今超ブーム
4.でも俺、原作、実はまだ読んでない
5.だから映画みれない
6.なんか乗り遅れてむかつく
7.本に手を出し辛くなる
8.→5へ(無限ループ)

というわけなのだ。

そんなわけで、チャーリー・ブラウンだか団鬼六だかには申し訳ないが、
しばらくしてからこっそり見ようかと思っているわけで。


んで、原作もの映画といえば、『間宮兄弟』を見たんで感想を少々。

この映画の良いところは、とりもなおさず女性キャストの魅力に尽きる。
特に沢尻エリカと北川景子の姉妹には『萌え』を通り越して『激萌え』、
もう『萌えの百花繚乱』である。
もちろん常磐貴子の小学校先生役にも萌えだ、萌え。

ただし、いってみりゃ褒められるのはそのくらいでして、
僕はどうもこの森田芳光監督の演出が合わないんだよな。
というか、監督のウィットのセンスが180度真逆で、
はっきり言ってぜんぜん笑えない。
狙ってるシーンで笑えないことほど居心地の悪い瞬間はないわけで、
すっかり映画に入り込めないままに終わってしまった。
この監督の『模倣犯』もぜんぜん受け付けなかったな。


逆に原作ものを得意とする監督で気が合う監督は、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督。

『ジョゼ』における妻夫木が乳母車を押して坂道を下るシーン(緩和/解放)や
『タッチ』における有名な達也と南のキスシーン(緊張)は、
これまで見たことないシーンになってるし、
原作が売れたものをわざわざ映画化する魅力は
こういう印象的シーンをつくれるかどうかだと、個人的には思う。


なんていいながら、
最近ようやく僕の生活圏内にレンタルビデオ店ができたので、
邦画を中心に借りまくる所存ですよ!

そしていつのまにかダビンチ・コードについてもしたり顔で
書く日がくるはず。

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Comments [2]

No.1

間宮兄弟、僕もヒジョーに期待して観に行ったのですが、すごく不完全燃焼。佐々木蔵之介と塚地なのにねえ・・・笑いたいのに笑えないのがツライ。沢尻エリカを観て気を紛らわしてました(笑)。

No.2

まさに「不完全燃焼」という言葉がぴったりでしたね。

とはいえ、まったくおすすめしないという訳ではなくてね・・・。
土手のシーンとかは綺麗でわりと好きなんだけどなー。

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