近所のレコ屋を暇つぶし程度に覗いたら、
一番目立つ棚で激プッシュしていて、そこでラカンターズを知った。
知った、といってもその場で音を聞いた訳じゃなくて、
ジャケのなんとも言えずいなたい雰囲気に飲まれて、うっかり衝動買いしたんだけど。
で、家に帰ってさっそく聴いてみると、すげー、かっこいいじゃんか!
曲のつくり自体は、
オーソドックスともいえるほどブルーズっぽい正統派ロック。
でもギターを初めとして、楽器の響き方が生々しくて、しかも今っぽい。
そしてすべての楽曲のクオリティが異常に高い。
パンクの反骨精神とも、グランジの退廃とも違う、
何に対してもいらだってないこの突き抜け方は、
2000年以降の、ストロークス以降の王道アメリカンロック。
それにしてもこれは紛れもなく天才の仕業だぜ・・・
と思って調べてみたら、
このバンド、White Sripes のジャック・ホワイトの新バンドなんだね。
シンプルで粗くて、でもその粗さが「計算ずく」じゃなくて、
もともと素材そのものとして出している感じ。
男の料理、みたいな大きな仕事ぶり。
その解法に敬礼("Salute your Solution")したいのはこっちの方だ。
いやー、かっこいい。
このアルバム、はっきり言ってお買い得だと思います。
The Raconteurs - Salute Your Solution
■□■FM94.9通信 「いよいよ、ベスト4、そして・・・」■□■
Clash VS the Cureは、実に名勝負だった。
朝からずっと聴いてました。
全盛期のCureが意外にもとてもよかった。
すごいね、the Smithsとかみたいな感じ。
結果は、Clashの勝ち!
そして、Nirvana VS Radiohead、
どっちが勝ってもおかしくないですよこれ。
僕は今だったらやっぱり勢いもあるRadioheadだと思っていたんだけど、
Nirvanaの勝ちだった!
だが、考えてみてほしい。
ここはアメリカなんだ。
ベスト4中3組が、実は全て英国バンドという非常事態において、
まさしく孤立無援で気を吐くNirvana。
うむ、どっちも応援してたから、納得だよ。
というわけで、
決勝は今度の月曜日、
Clash VS Nirvana になりました。
こりゃどっちが勝っても乾杯だ。
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