2008年型アメリカンブルーズ *Consolers of the lonely :The Raconteurs

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近所のレコ屋を暇つぶし程度に覗いたら、
一番目立つ棚で激プッシュしていて、そこでラカンターズを知った。


知った、といってもその場で音を聞いた訳じゃなくて、
ジャケのなんとも言えずいなたい雰囲気に飲まれて、うっかり衝動買いしたんだけど。

で、家に帰ってさっそく聴いてみると、すげー、かっこいいじゃんか!


CONSOLERS OF THE LONELY

曲のつくり自体は、
オーソドックスともいえるほどブルーズっぽい正統派ロック。

でもギターを初めとして、楽器の響き方が生々しくて、しかも今っぽい。
そしてすべての楽曲のクオリティが異常に高い。

パンクの反骨精神とも、グランジの退廃とも違う、
何に対してもいらだってないこの突き抜け方は、
2000年以降の、ストロークス以降の王道アメリカンロック。

それにしてもこれは紛れもなく天才の仕業だぜ・・・
と思って調べてみたら、
このバンド、White Sripes のジャック・ホワイトの新バンドなんだね。

シンプルで粗くて、でもその粗さが「計算ずく」じゃなくて、
もともと素材そのものとして出している感じ。
男の料理、みたいな大きな仕事ぶり。

その解法に敬礼("Salute your Solution")したいのはこっちの方だ。

いやー、かっこいい。
このアルバム、はっきり言ってお買い得だと思います。




The Raconteurs - Salute Your Solution


■□■FM94.9通信 「いよいよ、ベスト4、そして・・・」■□■


Clash VS the Cureは、実に名勝負だった。

朝からずっと聴いてました。
全盛期のCureが意外にもとてもよかった。
すごいね、the Smithsとかみたいな感じ。

結果は、Clashの勝ち!

そして、Nirvana VS Radiohead、
どっちが勝ってもおかしくないですよこれ。

僕は今だったらやっぱり勢いもあるRadioheadだと思っていたんだけど、
Nirvanaの勝ちだった!

だが、考えてみてほしい。

ここはアメリカなんだ。

ベスト4中3組が、実は全て英国バンドという非常事態において、
まさしく孤立無援で気を吐くNirvana。

うむ、どっちも応援してたから、納得だよ。

というわけで、
決勝は今度の月曜日、
Clash VS Nirvana になりました。

こりゃどっちが勝っても乾杯だ。

FM94.9 March Music Madness

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