先週のリンカーンでやっていた、『バナナマン日村のすべる話』。
メンバーは
品川庄司の庄治智春
おぎやはぎの小木
中川家のお兄ちゃん
FUJIWARA藤本
そしてバナナマン日村
完全にコンビ内の「ダークサイド」芸人勢揃いである。
彼らがことごとくすべる話を展開するというだけなのだが、
まずは人選が素晴らしい。
いかにも「すべる話」をしそうなこの顔ぶれ。
中身も期待を裏切らない。
「オチらしきものがあるストーリー」を披露して、
ことごとく空気を淀ませる彼ら。
いつもの「すべらない話」のスタジオセットの中、
「いやーしかしすべるねー」が決まり文句に。
考えてみると、
日常会話でもこういう場面に出くわすことがある。
オチがない話ってのは、まだいい。
まずいのは「オチらしきものがあるにも関わらず笑えない話」だ。
そういう果敢さみたいなものが透けて見えた瞬間、
こっちが恥ずかしくなってしまい笑いどころではない。
この番組は、
そのやっちゃった感を最大化し、
なおかつ場全体として開き直るという手法によって、
ちょっと新しい笑いを生むことに成功している。
そんなわけで、
次回も期待したいのだ。
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