笑門来福つってな。 -としま寄席'09

土曜日は10時ぐらいに起きて、ふらふら散歩して近所の建物を見たりしながら、
神楽坂ではなかなか評判の蕎麦屋で白魚の天ぷら蕎麦。

蕎麦屋にはめずらしい白木のカウンターがある店で、
昼間っから酒を飲むお一人さんもちらほら。
店も客もスタッフも、醸し出す空気がすきっとしてる。
いい雰囲気ですな。
さっそくビールを一杯。

蕎麦自体もかなり好みな感じで大変良かった。

で、飯田橋から有楽町線に乗っかって、池袋へ。

本日のメインイベントは、
としま寄席'09『笑門来福』in 豊島公会堂である。


割と周囲の人たちから評判の良い柳家三三、
人間国宝の息子、6代目柳家小さん、
談春の『赤めだか』でもおなじみの柳家花緑などなど、
柳家一門のメンツが揃った会でした。

三三、
たしかに心地よい語り口調と多彩な表情で客席を湧かせていた。
噂に違わぬ、良い噺家の予感。

家禄が演ったのは「紺屋高尾」という人情話。
談春のCDのやつと比べると、花魁用語の解説を入れたり、
現代的な笑いを取り入れたりしていた。
大変力の入った熱演で、もちろん良いなぁと思ったんだけど、
若干説明的な感じがした。
談春のミニマルな感じは立川流のやり方なのかなぁ。

14時開演で終わったのは17時、
公会堂をでたら外は結構暗くなっている。

じゃあ、あちきらも寿司でもつまみんすか、なんつって
近くの寿司屋で数貫つまんであったまって、
帰りに神楽坂の居酒屋でまた飲んで、
家に帰ったら、誰かにあげようと買って来た
カリフォルニアワインを1本空けちゃってと、
とにかく飲んでばっかの一日でした。

なんだか蕎麦に落語にと、江戸礼賛的な一日だったけど、
実はこのワインが、奇しくも翌日の行動の伏線となったのであります。

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