本 一覧

私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする小説は、
実は意外に多くなくて、全部で10作品にも満たない。

そして未完に終わった『プードル・スプリングス物語』を数えなければ、
この『プレイバック』が、遺作ということになる。

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たまには、英語の雑誌なんかも気分で読んでます。
日本でも人気の『Wallpaper*』誌、
第107号は、THE DESIGN AWARDS ISSUE。



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佐々木敦氏の個人編集による新雑誌『エクス・ポ』が
はるばる海を越えてやってきた。

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どーれ、今年になったことだし、
ネズミ級の素早さでさっそく更新しちゃいますよー。

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文学 COTY2007

■文学

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Put the book back on the shelf 3

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こちらに来てからも、暇さえあれば本屋に行く身軽さでもって生活してます。
大抵の本屋にはスタバやシアトルズ・ベストが併設しているので、
カップ片手にブラウジングできるのも嬉しい。
日々ちょこちょこと本棚を埋めている次第です。

買った物の中から面白かったものを。

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ポプシクルのこと

被災しましたが、おかげさまで無事です。
今日は夕方にぱらりと雨が降ったので、
もう火の心配はなくなったと思われます。
いつものように平穏な土曜日を過ごすことができました。

どれぐらい平穏かって、
14時くらいにホットケーキ食べて昼寝しちゃうくらい平穏。
ハロウィンに子供たちが訪ねてきた時用の
お菓子を思わず開けちゃうくらい平穏。
ニコ動でチーターマンのラップに微笑めるくらい平穏。

そんな雨降りの午後だったのですが、
たわいもない発見があったので、そのことを少し。

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半分ぐらいしか聞き取れないけど、
この文体はなじみが深い。

村上春樹を通じて知った、多くのアメリカ文学。
リチャード・ブローティガン、スコット・フィッツジェラルド、レイモンド・カーヴァー。
そしてカート・ヴォネガット。

読書の習慣

秋だし、あんまり忙しくないので本ばっかり読んでます。

最近のおすすめは、スコット・フィッツジェラルド
『グレート・ギャツビー』の村上春樹新訳版ですかね。

僕は高校生の頃に野崎 孝氏の訳で読んで、今イチ内容が理解しきれず、
そのあと文京区立千石図書館でロバート・レッドフォード主演の
映画のVHSまで借りて見た覚えがあります。
あらためて読むと、当時とはまた違った、というか
まったく異なった不思議な懐かしさもあって、感慨深かったです。

春樹氏の訳者あとがきを読むと、この本に対する特別な想いが伝わってきて
それもまたなんだかやる気がでます。

『グレート・ギャツビー』は村上春樹氏の生涯最も影響を受けた一冊、
としてよく知られていると思うけど、
まあ、作家というのは得てして読書家なものです。

WEB『本の雑誌』のサイトに、作家の読書道というコーナーがあって、
毎度なかなかなメンツで楽しませてくれます。
これを見ていると、
子供の頃はみんなSFやシャーロックホームズを読んでて、
筒井康隆を通りつつ、フランス文学とか日本の戦後文学に流れるってのが
すじなのかなぁって考えちゃったりします。
読書歴は確実に文章に影響を与えると思うので、
読んでいて面白いです。

たまに、吉田修一が島田雅彦に影響受けてんだ!とか、
綿矢りさたんヴィレッジ・ヴァンガードで本買ってんだ!とか
岩井志麻子、ポートレイトからして怖ぇ!とか
そういう発見もあって、それがまた楽しい。

いくつか、僕のおすすめを。


中原昌也の読書道

町田康の読書道

小川洋子の読書道

吉田修一の読書道

綿矢りさの読書道

岩井志麻子の読書道

ちょっと古めの喫茶店に行って、
コーヒーでも飲みながら、2人黙ってゆっくり読書。

そんなデートが、今、したいなー。

謀略のシミュレーション

短編ミステリの名手、ジャック・リッチーの待望の新刊、『10ドルだって大金だ』


クールでクリスプな文体。
スマートかつ人間的な登場人物。
そして、行われる犯罪の数々が実にエスプリが効いている。

帯のコピー「優雅な殺人、洒落た犯罪」は言いえて妙。

気軽に読める短編集だから、
天気のいい休日に、原宿あたりのカフェでジンリッキー(⇒ちょっと作者の名前と似てる)
でも飲みながら、のんびりページを繰りたいものです。

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