音楽 一覧

誰かの人生

今日、昼に街を歩いていて、気づいたら秋だった。

9月24日ってったら、まあ、
彼岸も過ぎて立派な秋なんだけど、
こっちは9月のあいだ中ずっと、
カリフォルニアの残光を探しているうちに、
いつのまにか季節まで見失ったみたいだった。

で、当たり前のことなんだけど、
秋の始まりってことは、
つまり夏が終わったということです。

僕は、昨晩たまたま2007年の夏のはじめに買った、
曽我部恵一の『Blue』というアルバムを聞きながら、
部屋でごろごろ本を読んでいたんだけど、
アルバムの中の『夢を見ていた午後』という曲が
異常なまでに沁みて、
あれ、なんだっけこれ?と軽く狼狽しちゃったんだけど、
つまりあれだ。

夏の終わりに相応しい曲を、
まさしくその瞬間に聞いてしまったってことだ。

続きを読む

Crazy Kenの恋する惑星

2008091519460000.jpg


ネイザンロードから九龍公園を背にして路地を折れる。

すれ違う人と肩からぶつかりそうになるのを、
どうにか半身ですり抜ける。

日本の無菌的白色灯とは比べるべくもない、
薄明かりのセブンイレブンの脇の怪しいマンションの入り口に、
マッサージ勧誘のお姉さんがだるそうに座っている。

排気ガスと、街の臭気から逃れるように空を仰ぐと、
宙づりのネオン看板が、昼よりも強い光を放っている――

そのあまりにも典型的な光景に、
ここが「あの香港」だということを、実感しない訳にはいかない。

続きを読む

最近手に入れた新しい玩具。
毎日いじり倒しているのですが、
これはiPod以来のちょっとした革命的デジタル・ミュージック・ツールです。

その名もPacemaker。
スウェーデンのTonium社がつくっています。

20080616_1.jpg
|イカした箱だぜ!|

続きを読む

20080425_sou1.jpg

ってなわけで、念願・待望の初海外フェスで、
カリフォルニア最果てのデザートシティINDIOにて開催された
Coachella Music & Art Festivalに3日間参戦してきました。

続きを読む

ラスト(27)


これをもちまして僕のコーチェラは終了しました。
新しい、見たこともない音楽と出会うというフェスの一番の魅力が詰まった
文句無しに素晴らしい3日間でした!

続きを読む

2日目(26)


2日目は、最高気温30度をゆうに超える炎天下。
野外で飲むビールは最高にうまく、
2008 BEST BEER OF THE YEARをはやくも暫定受賞。
20080426_BEER.jpg

続きを読む

初日(25)


初日は運転の疲れもあって、
JACK JOHNSON とFATBOY SLIMという2代トリをパスするお大尽ぶり。
でもいいんです。JACK JOHNSONは日本の国際フォーラムで素晴らしい思い出があるし、
FATBOY SLIMは最近のをチェックしてなかったし。

続きを読む

友人たちが訪れた後の我が家は、
彼らが置き土産として残してくれた和モノが一杯で、
東京に居た頃よりも、むしろ日本ぽい。

みんなが持ってきてくれた品々を例にあげると例えば、、、

食品関連

・とらや 「残月」と「御代の春(最中)」セット
・うめぼし
・珍味各種(茎わかめ/かわはぎなど)
・レトルト食品各種(柳川鍋など)
・ちんすこう しお味
・大吟醸 玉乃光
・奄美黒糖焼酎 れんと
・鹿児島芋焼酎 篤姫

カルチャー関連
・川上未映子 『わたくし率イン歯ー、または世界』のサイン本
・立川談春 『赤めだか』
・伊坂幸太郎『グラスホッパー』『死神の精度』
・堺屋太一『日本を創った12人』
・桜庭一樹『私の男』
・宮部みゆき『誰か』
・サイゾー5月号
・AERA 5/12号
・宇多田ヒカルCD『HEART STATION』
・柳家喬太郎CD『落語集 アナザーサイドVol.1』
・立川談志×太田光DVD 『笑う超人』
・フランク・ミュラー CRAZY HOURS COLOR DREAMS

などなどなど。
これだけで、もう十分生活できます。

こちとらは西海岸に連れてきちまえば、あとはほっといたって、
すげーすげーつって勝手に喜んでくれんだから、これはボロい商売である。

大好きな最中を日本茶に合わせつつ、
虹色バスをくちずさんで、
最新の直木賞作品を読めるんだから、
日本にいるときより居心地いいわ。

なんつって。
海外生活者のツボを押さえまくってる皆さん、
本当にありがとうございました。

懐かしい曲の、なんか妙に好きなビデオ。

Daft Bodies - Harder, Better, Faster, Stronger


練習風景を想像すると微笑ましい。

個人的には右側の子の方が
天然っぽい動きでかわいいんじゃないかって気がする。

アメリカに渡るにあたって、
徒然亭スー草師匠に「あちらで聴きなさい」と薦められて以来、
HAPPY END』をよく聴いています。

続きを読む

このページの上部へ

プロフィール

The Great Escape by kajken

サイト内検索

最近のピクチャ

  • kindle.JPG
  • guildcoffee.JPG

最近のコメント

Powered by Movable Type 5.14-ja